ひがし茶屋街のお茶屋見学|志摩と懐華樓の違いを料金・時間で比較
ひがし茶屋街を歩いていると、格子の向こうがどうなっているのか気になります。実は中に入って見学できるお茶屋が2軒あります。「志摩」と「懐華樓」です。
どちらも1820(文政3)年に建てられた建物ですが、性格がかなり違います。時間が限られている人のために、違いから先に書きます。
志摩と懐華樓の比較
| 志摩(しま) | 懐華樓(かいかろう) | |
|---|---|---|
| 入館料 | 大人 500円 中学生以下 300円 | 大人 750円 小・中・高校生 500円 |
| 営業時間 | 9:30〜17:30 (12〜2月は17:00まで) | 10:00〜17:00 |
| 文化財の指定 | 国指定重要文化財 | 金沢市指定保存建造物 |
| 建物の性格 | 江戸時代のまま保存 | 現在も座敷として使われている |
志摩 — 江戸時代のまま残る「本物」
国指定重要文化財というのが志摩の最大の特徴です。1820年の建築当時の姿がそのまま保存されていて、お茶屋建築として国の重要文化財に指定されている建物は全国的にも稀です。
来訪目的がはっきりしている人 —— 建築や歴史に興味がある、当時の空間そのものを見たい —— なら志摩を選んでください。入館料も500円と手が届きやすい。
懐華樓 — 今も現役の「使われている」お茶屋
懐華樓は保存展示だけの建物ではなく、夜になれば実際に宴が開かれる現役のお茶屋です。そのぶん、朱塗りの階段や金箔の畳など、「見せる」ことを意識した華やかさがあります。
昼は一般公開、夜は貸し切りという二つの顔を持っています。写真映えする空間を見たい、華やかさを楽しみたいならこちら。
どちらを選ぶ?
- 1軒だけなら志摩 — 500円で国指定重要文化財の内部が見られるのは、費用対効果として非常に高い
- 華やかさを求めるなら懐華樓 — 撮影目的、非日常感を味わいたい人向け
- 両方回っても2時間程度 — 入館料は合計1,250円。徒歩数分の距離なので、はしごは十分現実的です
見学するときの注意
閉まるのが早いのが最大の落とし穴です。志摩は17:30(冬は17:00)、懐華樓は17:00で終了。夕方に着く予定なら、まずお茶屋見学を先に済ませるのが正解です。食べ歩きやカフェは後回しにできますが、こちらは後回しにできません。
建物内は靴を脱いで上がります。脱ぎ履きしやすい靴で行くと快適です。
よくある質問
予約は必要?
通常の見学に予約は不要です。そのまま入館できます。
所要時間はどのくらい?
1軒あたり30〜40分が目安。2軒回っても、移動を含めて2時間ほどで収まります。
写真は撮れる?
館内の撮影可否は施設ごとにルールがあります。掲示や係の方の案内に従ってください。
芸妓さんに会える?
見学施設で芸妓さんの演舞を常時見られるわけではありません。お茶屋文化そのものに興味があるなら、ひがし茶屋街の歴史ページもあわせてどうぞ。この街がどう成り立ってきたのかを、女性たちの視点も含めて書いています。
抹茶や食事はできる?
館内での喫茶の提供状況は時期によって変わります。訪問前に各施設の公式サイトを確認してください。
※入館料・営業時間は 2026年8月時点の情報です(志摩 / 懐華樓)。変更されることがあるので、当日は各公式サイトでご確認ください。
見学のあとは金箔貼り体験もどうぞ。所要1時間ほどで、雨の日の予定にも組み込めます。