漆(うるし)とは?|乾かすのに湿気がいる樹液を、はじめての方にやさしく解説
金継ぎの写真で目に入るのは金の線ですが、割れた器を実際にくっつけているのは漆です。そしてこの漆、乾かすのに湿気がいります。塗ったあと湿った箱に閉じ込めて、ようやく固まりはじめる。20年育てた木から採れるのは牛乳瓶一本ぶん。触るとかぶれる木が、なぜ食器になれるのか。9000年前から使われてきたこと、金の下で起きていること、そしていま国産の漆がどれだけ残っているか。漆掻きの季節に、はじめての方へやさしくたどります。